色々なジャンルの電子書籍を閲覧できると好評の楽天koboですが、最近サービス終了を噂されることが多いようです。
そこでこの記事では楽天koboが本当にサービス終了するのかその真実と共に、噂ならなぜそんな事態になっているのかまで調査した結果を紹介しています。
また、Amazonのkindleと比較されることが多いので、どちらが便利なのか徹底比較した結果もご覧いただけるようになっています。
楽天koboがサービス終了したのはなぜ?
楽天Koboは2025年12月現在も運営しておりサービス終了していないので、なぜ終了が噂されているのかを調査してみました。その結果、楽天が過去に運営していたRabooがサービス終了したことが影響していると考えられます。
Rabooとは、Koboの前に楽天が運営していた電子書籍サービスで、2013年1月22日から順次サービスを終了する形で現在は利用できなくなっています。したがって、久しぶりに楽天の電子書籍を利用した人が、楽天Koboがサービス終了していると勘違いしている可能性があります。
Googleの仕様変更による勘違いとは
Googleでは2022年3月から仕様変更により、楽天koboアプリから電子書籍が購入不可能になりました。このことで楽天koboのサービス終了がなぜ事前にアナウンスされなかったのかと視聴者から困惑の声が上がっています。しかしこれは大きな間違いで、楽天koboはサービス終了したわけではなく、Webブラウザからのみ電子書籍が購入できる仕様に変更されただけです。仕様変更の理由は公開されていませんが、恐らく成人向けコンテンツが原因だと考えられています。
Googleplayでは成人向けに関連したアプリを配信することができず、成人向けコンテンツの購入も制限対象になるからです。したがって、楽天koboで成人向け電子書籍を購入できることをGoogleが問題視した可能性が高く、仕様変更して楽天koboのコンテンツを全面的に購入不可能にしたものと考えられます。そしてその対応策としてWebブラウザ版楽天koboでのみ電子書籍が購入できる仕様になったのでしょう。
仕様変更前に購入した電子書籍について
仕様変更前に購入した電子書籍は、楽天koboのアプリやWebブラウザ版楽天koboで閲覧可能です。ただし、楽天リワードなど一部のミッションはWebブラウザ版楽天koboでないとクリアできなくなる仕様になっている点に注意してください。
一方読書で貰える楽天リワードは、仕様変更後の現在でも貰うことはできます。ですが、貰った楽天リワードを利用して電子書籍を購入するには、Webブラウザ版の楽天koboを利用する以外に方法はなくなりました。
まだまだ使える楽天kobo
2025年12月現在までに楽天koboのサービス終了は発表されていないので、なぜか利用できない不具合が発生している人はWebブラウザ版を使っているかを確認してください。さらに楽天では楽天kobo専用の電子書籍リーダーも発売しているので、電子書籍専用の端末を探している人はぜひ利用してみてください。ただし、一部古いタイプの楽天kobo電子書籍リーダーはサポートが終了していて電子書籍が読めない場合があります。
そのため、以下に紹介する電子書籍に買い替えるかパソコンやスマホでWeb版の楽天koboを利用してください。
| 端末名 | 発売時期 |
| KoboElipsa2E | 2023年4月 |
| KoboSage | 2021年10月 |
| KoboLibraColour | 2024年5月 |
| KoboClaraColour | 2024年5月 |
| KoboClaraBW | 2024年5月 |
| KoboElipsa | 2021年6月 |
| KoboLibraH2O | 2019年9月 |
| KoboForma | 2018年10月 |
| KoboClaraHD | 2018年6月 |
| KoboAuraONEコミックEdition | 2017年12月 |
| KoboAuraH2OEditon2 | 2017年5月 |
| KoboAuraEdition2 | 2017年5月 |
| KoboAuraONE | 2016年9月 |
| KoboGloHD | 2015年7月 |
| KoboAuraH2O | 2015年2月 |
| Androidタブレット「KoboArc7」 | 2014年2月 |
| Androidタブレット「KoboArc7HD」 | 2013年12月 |
| KoboAura | 2013年12月 |
| Kobomini | 2012年12月 |
| KoboGlo | 2012年11月 |
| KoboTouch | 2012年7月 |
楽天koboとKindleを徹底比較
楽天koboとAmazonkindleの大きな違いは、有料読み放題プランの有無です。楽天koboには月額課金の読み放題プランはありませんが、Amazonkindleには月額980円の読み放題プランがあります。ただし、楽天koboは他の楽天サービスで貯めた楽天ポイントを電子書籍の購入に使うことができる利点があります。対してAmazonkindleは通販サイトAmazonとクレジットカードでしかポイントが付与されないので、お気に入りの電子書籍を購入したい場合は楽天koboのほうが利便性が高いと言えます。
唯一の共通点は楽天koboもAmazonkindleも読める電子書籍の数に大きな差はないことです。Amazonkindleは非公開ですが700万以上の電子書籍が読めると言われており、楽天koboもそれに匹敵する電子書籍が読めます。
なお、楽天koboで読める電子書籍のジャンルと数は以下の表をご覧ください。
| ジャンル名 | 数 |
| 漫画 | 656425冊 |
| 小説 | 153018冊 |
| ミステリー | 24109冊 |
| ライトノベル | 63831冊 |
| ビジネス | 62529冊 |
| 社会 | 111142冊 |
| ノンフィクション | 30465冊 |
| 語学 | 29868冊 |
| 科学 | 30187冊 |
| PC | 16365冊 |
| 美容 | 54394冊 |
| ホビー | 49982冊 |
| 旅行 | 8867冊 |
| 絵本 | 23446冊 |
| エンターテイメント | 20016冊 |
| 写真集 | 37534冊 |
| BLとTL | 151228冊 |
| 雑誌 | 67986冊 |
| 雑誌 | 5573044冊 |
| 成人向けジャンル | 105276冊 |
| 合計 | 7269712冊 |
まとめ
楽天koboは仕様変更によりGoogleplayのアプリから電子書籍が購入できなくなり、サービス終了がなぜ起きたんだと視聴者から勘違いされてしまいました。しかし、2025年現在も一部の電子書籍リーダーから読めなくなったこと以外、Web版なら電子書籍の購入と閲覧が両方できます。
また、楽天koboはAmazonkindleと比較して月額プランが無いなどの差がありますが、楽天ポイントで手軽に電子書籍が買える魅力があるのでぜひ利用してみてください。








