現役20代が教える新入社員の初日の挨拶の正解は?

新入社員は必ずと言っていいほど初日に挨拶・自己紹介を求められます。

そこで、実際に会社で印象の良い挨拶はどんなものがあるのか?正解例を挙げてみたいとみたいと思います。

 新入社員の初日の挨拶の目的は好印象

『面白い挨拶』を求められているわけではありません。そのため面白いことを無理に言う必要は全くありません。

好印象とは具体的に、『常識があるな』『規律があるな』『人当たりがいいな』などの印象のことをいいます。

 新入社員の初日の挨拶で無難な定型文を冒頭に

まず、最初に話す定型文をしっかり覚えておけば、最初のハードル『新しい職場で正しく話す』というゴールをクリアしたこととなります。

定型文に必要な要素は

 

①氏名

②出身校(や年齢や前職)

③入社の謝辞(あいさつ)

 

これが定型文です。

具体的に文章で表すとこうなります。例えば営業職。

 

『おはようございます。(お疲れ様です。はこれから同僚とな流状態では使うのは早い)

①本日から、こちらで勤務させて頂くこととなりました、〇〇と申します。

②年齢は△△歳で、□□大学を卒業し(前職は●●をさせていただいておりましたが)、この度こちらでお世話になることとなりました。

③営業の世界に挑戦したいと思い、今回こちらで働かせて頂けることに大変感謝しております。』

 

ハイ。ここまではほぼ定型文です。これさえ準備しておけば8割正解。

ポイントは当然③の部分、謝辞です。

これは、何のために入ったのか?を話して、その機会をくれた会社に対して感謝を述べる。

というのが最もベターでしょう。

 

 

なんのために入ったかを簡潔にするには?

例を挙げておきます。

・営業             →挑戦したい・結果を出したい・価値を届けたい など

・事務系      →貢献したい・人を喜ばせたい など

・専門系   →スキルを身に付けたい・経験を積みたい など

・サービス系 →人を喜ばせたい・ブランドを知ってもらいたい など

・技術系   →学びたい・経験を積みたい など

共通で使える部分も多々ありますが、目的が明確であれば人はやる気があるとみなしますので、言葉にリアルな自分の想いが少しでもあるかどうかが大事です。

新入社員の挨拶の後半は意気込みを話すのが好印象

謝辞はどちらかというと定型文に近い、言わなければいけない文章、です。

後半は、自分色を出すチャンスです!ここでは、意気込みを話すのが最もベターで好印象です。

先ほどの例文の続きでいうと、(営業職の場合)

 

『全くの未経験ですが、皆様の足を引っ張らないように毎日必死に勉強させて頂きますのでよろしくお願い致します。』

『誰よりも汗をかいて学ぶべきだと思っているので、ご指導よろしくお願い致します。』

など、意気込みをこめると覚悟が伝わりますよね?

逆に新入社員の挨拶で印象が悪いのは?

多々ありますが、一般的に多いやりがちなことを挙げてみます。

 

・当たり前すぎて印象に残らない(時間の無駄と思われてしまう)

例『精一杯頑張りますので、ご指導よろしくお願い致します。』

逆に精一杯頑張らない新人は嫌ですよね。実は当たり前のことを言ってしまっています。

 

・先輩の立場を敬えていない

例『前職の経験を生かして〜』

先輩は大体新人の頃は失敗してその経験を乗り越えて今成果を挙げている人がほとんどです。

それを、まだ何もしていいない人が既に成功を収めるかのように聞こえてしまいがちです。

これはやってしまいがちで指摘されることも少ない事例のため、覚えておくと良いと思います。

 

要は、自分はこれからなんだ!というのを分かっている人間なのかどうか、が印象を良くしたり悪くしたりするとも言えるでしょう。

番外編:自信がない新入社員が挨拶で失敗しないポイント

これは騙されたと思ってやってみて頂くと効果抜群のポイントです。

話し下手でアガリ症の方はオススメです。それは、

メモを手のひらに持って、話している最中にチラっと見る

ことです。

なぜそれがいいのか?

社会人は、『何事も準備して臨む』ことが当たり前です。逆を言えばそれができていない人は常識がないとみられます。

その観点では、完全に準備しているので好印象です。

さらに、頭からメモを読み上げるわけではなく、途中で緊張して次の言葉が出ないから準備していたメモを見た。

という印象になり、精一杯頑張るイメージにつながります。

ここで、ポケットに入れておくと、それはそれで取り出すサマが格好悪いので、手のひらに小さなメモを持っておく。

というのが、ポイントです。

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